国立台湾博物館のマガジンラックで見つけました。緑がきれいだと思って手に取ったB5版、開いて開いたらB3版の大きな紙になって、よく見たらへちまが2本。シンプルでありながら、すごいインパクトです。
いったいどんなデザイン冊子なのかと思いきや、高雄市政府農業局が毎月発行する農業広報誌「旬味高雄」だったのでした。今月は表紙のとおりへちま特集で、高雄市のへちま農家さんやへちま商品を作っている方たちが紹介されています。デザインを楽しみながら、地元の農産物を直球で取り上げるセンスにグッと来ます。
これまでどんな号が出ているのか気になって「旬味高雄」を検索すると、カラフルな野菜や果物の表紙が並んでいます。どれもシンプルながらインパクト大。すばらしい。
バックナンバーは電子版で読めました。
台湾の今は初夏で緑がきれい。街中を出ればすぐ山があって、日本よりも鮮やかで、東南アジアよりは渋い緑のグラデーションが視界に押し寄せてきます。このへちまの表紙にそんな台湾の色彩感覚を感じました。
次号はどんな野菜か果物かな。楽しみです♪