雨の日には映画だ。トヨエツと妻夫木がダブル主演したオール台湾ロケの映画があると知り、観に行った。「パラダイス・ネクスト」。テーマ音楽は坂本龍一という贅沢な一本だ。
流れ者の二人が台湾で逃避行を続けるストーリー。印象に残ったのは、映像と音楽。色と音がなまなましく、じわじわと心に響いてくる。台湾人俳優のマイケル・ホアン(黄仲崑)もかっこいい。。
半野喜弘監督は東京とパリを拠点に活躍する音楽家でありアーティスト。アジアを代表する監督たちの映画音楽を手がけ、評価を積み上げてきたそうだ。映画の余韻が、フランス映画を観た後に似ている。
台湾の色と匂いと音を感じる作品。日本では7月下旬から公開。
