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「好世界 ~Wonderland~」でチモが伝えたいこと

昔ながらの問屋街に、若手クリエイターたちが集まり始め、流行発信地として新たに注目を集めている迪化街。その一角にあるコミュニティーギャラリーURS27Wでグループ展「好世界 ~Wonderland~」が始まりました。

迪化街のイメージキャラになりつつある「チモ」

発起人は U&S Studio の温國欣さんと陳美君さん。彼らが創り出した「チモ」というキャラクターは、日々を楽しく思い思いに過ごし、ユニークな姿をした7人組の精霊たちです。

都会の地底にある愉快な部屋で暮らすチモ。都市が突き進める近代化や環境破壊、無理して自分を飾る都会での暮らしに疑問を投げかけ、自分たちが暮らす地球や自然をもっと愛そうよ、みんなもっとハッピーに過ごそうよ、と呼びかけています。

チモが暮らす地底の世界。楽しいことや自由なことがいっぱい。

温國欣さんと陳美君さんは自分たちの制作スタジオがある迪化街で、漢方薬店、雑貨店、書店、土産物店など、様々な店とのコラボを展開中。彼らのキャラクターである「チモ」をそれぞれの店の商品と組み合わせて、新たな層に商品をアピールしようと活動しています。

温國欣さんへのインタビュー記事はこちら

ユニークなチモのイラストが描かれた商品は、若者や観光客など、これまでにない人たちとの接点を生んでいます。次第にチモは迪化街のあちこちで見かけるようになっており、もはや迪化街のイメージキャラといっても良いかもしれません。

「好世界 ~Wonderland~」で、チモが伝えたいこと

「好世界 ~Wonderland~」では、チモを取り巻くアーティストの仲間たちが集結、それぞれの作品を展示しています。

温國欣さんが言います。「みんなそれぞれが好きなことをしながら助け合って、協力し合う。そうすれば世界がもっとよくなっていきます。これこそ ”好世界 ~Wonderland~”。チモがみんなに伝えたいことなんです」。

温國欣さん

チモを取り巻く仲間のグループ展は今回で3回目。1回目は「記得 REMEMBER」と題し、タイ・日本・香港・台湾のイラストレーターによるグループ展。2回目は「我為人人,人人為我,小民眾 One for all All for one」と題し、日本や台湾から歌手、陶芸家、画家など各分野アーティストによるグループ展。3回目の今回もまた、チモが新たに出会った仲間たちが参加しています。

それぞれに好きなことでお互いが協力すれば、世界はよくなる。チモの考えるとおり、この展覧会を通じて新たな出会いと広がりが生まれていくのでしょう。楽しみです。

「好世界 ~Wonderland~」9/27まで。URS27Wにて。

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