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包種茶の茶葉と「1Q89」

包種茶の茶葉と「1Q89」

新しい街に暮らし始めて、ちょうど慣れた頃に体調を崩す。今までの経験から、それがやってくるのは、3ヶ月または6ヶ月経った頃。そして今回も無事に半年を超えたと思ったら、風邪を立て続けに3回引いた。 だから7月は家にいる時間も多かった。ゴロゴロと横になりながら、「よし、村上春樹を読もうじゃないか」と思った。「1Q89」の単行本3冊を古本で買ったのは多分5年くらい前。その間に引っ越した3カ所で、分厚い3冊はいつも本棚の目に見えるところにあったけれど、なかなか手が出なかった。...
豆の香りのする豆花を、黒蜜で喉ごしさわやかに味わう。

豆の香りのする豆花を、黒蜜で喉ごしさわやかに味わう。

太極拳のレッスンを終えて、夕食用に豆腐を買おうと豆腐屋に立ち寄った。以前、通りかかったときにたまたま見つけた店。絹豆腐を買って、冷奴で食べたら、豆の味がしっかりしていて美味しかった。 台湾の店でよく見るのは、しっかりと硬い豆腐。揚げたり、焼いたり、煮たりと調理用に使うものだと思う。とりあえず冷奴で食べてみるけれど、やっぱり硬くて味気ない。以降、あちこちの店で豆腐コーナーをのぞいているうちに、絹豆腐も見つけられるようになった。喜んで冷奴でいただくが、ちょっと豆の風味が薄い。...
トヨエツと妻夫木が主演、台湾が舞台の映画 「パラダイス・ネクスト」

トヨエツと妻夫木が主演、台湾が舞台の映画 「パラダイス・ネクスト」

雨の日には映画だ。トヨエツと妻夫木がダブル主演したオール台湾ロケの映画があると知り、観に行った。「パラダイス・ネクスト」。テーマ音楽は坂本龍一という贅沢な一本だ。 流れ者の二人が台湾で逃避行を続けるストーリー。印象に残ったのは、映像と音楽。色と音がなまなましく、じわじわと心に響いてくる。台湾人俳優のマイケル・ホアン(黄仲崑)もかっこいい。。 半野喜弘監督は東京とパリを拠点に活躍する音楽家でありアーティスト。アジアを代表する監督たちの映画音楽を手がけ、評価を積み上げてきたそうだ。映画の余韻が、フランス映画を観た後に似ている。...
玉荷包、たまげたみずみずしさ。

玉荷包、たまげたみずみずしさ。

いただきもののライチ。これがおいしくてびっくりした。汁が飛び散るくらいみずみずしいのだ。目がまるくなった。 ライチの原風景は、子どもの頃、親に連れられていった中華料理店のデザート。ライチの実は甘くて、異国の味がしておいしくて好きだった。思えば、それは缶詰のライチ。シロップの甘さに浸されたライチだったけれど、でもときめいた。 大人になると、食事のシメにライチシャーベットというのもあった。冷凍ライチをもらうこともあった。ライチ本来の味よりも、ライチ風味が勝っていただろうなと思う。...